

1年ほど集まれずにいた大工衆に試走もかねて、小屋の完成間近のお披露目。庭の緑が美しくなったころから見ていただく機会が出来たらいいなと願っています。大きな南窓があるけど建物が迫ってますが、左下の「冬」がポイントです!また詳しくはちゃんと完成してお伝えいたします。2021.03.30
小さな小屋のためいつもより丸太をサイズダウン、挟み方杖と丸太火打ちをいれています。末落ちの少ない吉野の丸太材は丹精込めて美しい和室の床柱や化粧材として育てられます。時にはえくぼやねじれが出ることがあるようです。その表情の豊かなえくぼやねじれが構造材として使うことで、力強さを秘めた、しなやかで繊細な姿に。吉野の丸太が好き。 2021.03.22
以前にフワッと回る階段のお話いたしました。出来上がりはこんなです。角度が違うのでいろんな表情を見せてくれます、こんなに美しく映えて見える位置に付いたのは初めてかも! もうすぐ完成、楽しみです。2021.03.18
壁は落し板と貫を合わせて、貫を目立たせたかったのですが、出来上がると板と貫の区別がつかなくきれいに納まって良かった。この映像無くしては、苦労は伺えない。貫は本来、壁の中に入ってその他の構造壁が釘やビスや金物の力で限界が来たそのあと、さらなる変形が一気に始まるのをじんわり粘って抑えてくれる奥ゆかしき存在、目立たせようとしたけれど、美しくなじんでしまうのでした。2021.03.17
続き、足固めを組んでいます。いつもより長い長ほぞを雨の次の日の建て方でなお締まるほぞ穴、あまりの連打で足固めにひと汗の図。石場建のように足元が緊結されていない為、その上から床までの間をよりしっかり。 2021.03.16