新築の施工事例

 尺梁の家

3000冊ある本をきれいに収蔵できる家を設計して欲しいというのが、最大の要望でありました。そこで書庫にしまうというのではなく、階段や廊下の両側に本棚を設け、日常の生活で目に触れるように計画しました。玄関土間や階段、2階ホールなどは狭苦しくならないように十分な広さを確保するとともに、採光にも配慮しました。おかげで、階段をいす替わりに座って本を読むなど、家の中のどこにいても気軽に本をとって読むことが出来るようになりました。心配した収蔵量もまだまだ余裕があって、本だけでなく額や壷、小物などを飾って暮らしています。情報がどんどんIT化していくなかでも、じっくりと読書を楽しめる家はかけがえのない価値を内包しています。
尺梁の家

玄関土間。人を迎えるしつらえ。飾り棚の裏は下足箱になっています。